東山魁夷展@東京国立近代美術館

招待券を1枚頂いたので東山魁夷展に行ってきました。
なんと、今年に入って、まだ、1館目です。ペースを上げないと!
でも、マイペースで行きますよ。
閲覧時間が1時間もなかったので、かなり急ぎ足で見ました。
時間がないのに音声ガイドを借りたので、最後は、もっと急ぎ足。


「花明り」の作品が気に入りました。
円山公園の枝垂れ桜と満月を描いたものです。


とっても奇麗。
お祭り騒ぎと、提灯がチカチカしているのに
この風景に出合った瞬間、ふーと音が消えてこの光景に。
それだけこの世界に引き込まれたのでしょうね。


もうひとつ気に入った作品があります。
「冬華」という作品。
「花明り」と構図が似ていますけどね。
空に輝く月は幻想的で、木は珊瑚のように枝が分かれていて
不思議な感覚になります。


特別展示会場の「濤声」は最初の一歩目で
スタスタ流し見るように進みましたが
次第に、その海の青に吸い寄せられるように見てしまいました。
透き通るような青。光源の照らし方にもあるでしょうけれども
障子が実は液晶ディスプレイで、海を映し出しているんじゃ・・?
なんて、馬鹿な事を思ったりしましたけどね。
こういう群青色はいいですね。
時間が立つのも忘れてしまいます。




東京国立近代美術館って竹橋にあるんですよね。
皇居一周徒歩の旅を時々しますが
東京国立近代美術館がいつも気になっていました。
あー、ここでやっていたのね!と、ちょっとだけ感動。


ここから東京駅まで徒歩15〜20分位だな。
と思いましたが、くたくただったので
普通に竹橋から地下鉄に乗って帰りました。